ブルワリー 飲食店 常勤 時短勤務可能 施設見学可
管理No:R-155 お気に入り数:4

千葉県習志野市

ならしのクラフトビール むぎのいえ

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ならしのクラフトビール むぎのいえ メイン画像

地元密着の商い!人情に厚いノスタルジックな商店街にある超小規模ブルーパブ「むぎのいえ」でのお仕事です。

「小さなモノづくりは、強く、そして楽しい」をコンセプトに、「谷津の小さなビール工場」を地で行く日本でも最小クラスのナノブルワリー「ならしのクラフトビール むぎのいえ」。

大工仕事が好きなオーナーの今井(37)は、
「多くの人に届けたい」よりも、「お客様に近いブルワリー」を目指し29歳で起業。2017年6月7日開業のブルワリーの稼働は2024年同日で7周年となります。

むぎのいえがある習志野市谷津は、都会でもなく田舎でもない、都心へ働きに出る方々のベッドタウン。人々の生活に寄り添った街として発展してきました。
醸造所から歩いて5分の位置にある、ラムサール条約登録湿地の「谷津干潟」にはカワセミなどの野鳥やオーストラリアからシベリアまで長い旅をする多くの渡り鳥などが観測でき、雄大で貴重な自然を携えています。

そんな街なかの醸造所であるむぎのいえは、ちょっと変わった特徴があります。

【ブルーパブに全振り】

むぎのいえの最大の特徴は、
ビールを1本も出荷販売しないこと。
瓶ビールや缶ビールの製造はありません。樽でも出荷していません。
製造した全てのビール・発泡酒、年間10,000Lは、併設のパブと地域のイベントのみで、樽生で地域の方々に供されます。

つまり、「ブルーパブに100%全振り」しています。


瓶ビールや缶ビール、樽の出荷がゼロのため、
瓶詰め缶詰め作業、ラベル貼り、受注、出荷、請求書発行、担当者とのやり取りなどの業務が一切ありません。
したがって、製造から販売までの仕事内容が「原料仕入れ、仕込み、樽詰め、機器洗浄、販売提供」に集約され、簡潔に循環しています。
その為、入社後は早くから醸造に携わるお仕事に加わっていただくことになります。
上記の内容の「販売提供」から始まり、遡って「機器洗浄」→「樽詰め」→「仕込み」→「原料仕入れ」の順に仕事を覚えていっていただきます。

募集要項
勤務地 〒275-0026
千葉県習志野市谷津4丁目6-33 K&Y時遊館 1階
職種 ブルワリー  飲食店 
求める人材 【こんな人が向いています】
・ふてくされない人
・失敗したり怒られても凹まず、すぐに改善に向かえる人
・「ありがとう」と「ごめんなさい」がすぐに言える人
・勉強の癖付けが完了している人
・地域コミュニティ活動に積極的に参加できる人

オーナーは「キングコング西野亮廣さん」や「鴨頭嘉人さん」「堀江貴文さん」をフォローしております。

最初から醸造知識や技術は不要です。
「販売提供」が最初のお仕事となるため、お客様のお顔とお名前を覚えるのが最初の仕事です。

【こんな人は向いていません】
・ビールオタク
 (オーナーはビールオタクではありません)
・人と話すのが嫌いな人
 (苦手ぐらいなら良いけど、嫌いはちょっと…)
・アンチ活動に時間を使う人
採用人数 1名
雇用形態 常勤
業務内容 <お任せしたいお仕事>
経験により、
・飲食店業務(開店準備、接客サービス、簡単な調理、閉店作業)
・イベント出店業務全般(準備、搬入、設営、販売、撤去)
・醸造機器洗浄
・樽詰め作業
・ビール仕込み
・原料仕入れ
順々に覚えて行っていただきます
ゆくゆくはマネジメント業務も携わっていただきます。
給与

基本給210,000〜 仕事内容により昇給あり

アクセス 京成線谷津駅 徒歩3分
他イベント会場
勤務時間 土日を含む週5勤務のシフト制です。
基本就業時間は10:00~19:00または15:00〜24:00ですが、繁忙期は早出もしくは残業が発生します。
休日・休暇
待遇・福利厚生 仕事内容により昇給、通勤費、深夜手当、時間外手当、特別手当あり
通勤徒歩圏内に新たに引越しされる場合、引越し手当あり(最大150,000円、諸条件あり)
自転車通勤可
マイカー通勤
ホームページ https://www.instagram.com/muginoie.yatsu
応募方法
施設見学の対応 お気軽にご連絡ください!
担当者 今井貴大(イマイタカヒロ)
連絡先 090-5577-9459
採用担当者からの
メッセージ
【ピカピカの大きなタンクや、制御盤など、カッコいい設備はありません】
そのほとんどが手仕込み。
200Lのドラム缶が3基。
麦芽をかき混ぜるのも、木製のオール1本。
仕込みも1人で行います。
温度管理も面倒がかかります。
タンクに身体をねじ込みスポンジで洗浄(体が柔らかい人が向いてます)。
あなたの寝室よりも狭い、約4畳の仕込み室。
令和の時代に、信じ難い設備です。

しかし前述の通り、
瓶ビールや缶ビール、樽の出荷が無いため、
出荷先の需要、オーダーに縛られることもありません。
人気商品が品切れしたってへっちゃらです。
周りの需要に盲目的にならず、「こんなビールを造ってみたい」を全力で形にしていく。
むぎのいえが開業した時も、
地域の人に求められたから開業したのではないのです。
私たちは常に「つくりたい」、クリエイターなのです。
結果、それは多くの物語りを生み、繋がりを生み、その空間自体が需要の対象となる。フロントエンドにクラフトビールを置き、バックエンドにコミュニティを置く。そんなイメージを持った醸造所です。
ビールの味や香りだけを求める品質至上のお客様は、7年やってきたむぎのいえでは少数派です。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
ちょっと熱くなってきてしまいました。

お察しの通り、今井はめんどうな奴です。
説教しいだったり、しかめっ面をしている時もありますが、暖かい目で飲みに誘ってやってください。ガスが抜ければ、話の分かる奴です。
お小遣いは多くないですが、大体おごってしまいます。

むぎのいえの最終目的地は、
独立した街なかのブルーパブが珍しくない未来です。
2060年(オーナー74歳)の時には、電車で20分くらいの範囲に20軒くらい欲しいなぁ。もちろん、むぎのいえのチェーンやフランチャイズではなくてね。

「ちょっと先輩のむぎのいえ」が、この難しい世の中、VUCAの時代に小さなブルーパブが溺れずに息をして、泳いでいく為に有効な様々な戦略を日々模索しています!

「ビールを造る楽しさ、喜んでもらう楽しさ」が日本中で溢れたら、こんなおもしろい未来はないと思います。
一緒に、おもしろい未来を迎えに行きませんか?

共に勉強し、試し、奮闘してくれるキミ!待ってるぜ!
備考 【手仕込みで簡素な設備ですが、いっぱしに世界にも挑戦しています。】
2021年から出品を始めた国際ビール審査会「International Beer Cup」では同銘柄で3年連続銀賞を受賞し、国内ビール審査会「Japan Great Beer Awards」でもいくつもメダルを獲得しています。
「井の中の蛙」にならないよう、意識もしています。


【独立を応援します】
「草野球や高校野球が無ければ、プロ野球もメジャーも無い」

ご存知の通り、日本では酒税法の下、1%を超える酒類は免許を取得しないと製造できません。しかし発泡酒免許を取得したところで、年間6000Lの下限があり、趣味レベルでは事実上造ることが許されません。

むぎのいえでは月に5回以上ビールの仕込みを行なっており、ひと月の間に同じビールは作りません。

26歳から商用ビールを造り始め、2023年でブルワー歴12年目を迎えた経験豊富な醸造長の下、年間70回前後、ビールの仕込みに触れ、ビール造りの基礎から学ぶことができます。

出荷をしないため、「店で売るノウハウ、地域で売るノウハウ」に長けていると自負しております。

日本のクラフトビール業界も、地域に根ざした「街のブルワリー」が多様性を生み、プレイヤーを増やすことで業界の未来を下支えする土台になると考えています。